草木も眠る、丑三つ時。
2:20出発のはずだったのに10分遅れての始発の高速バスに乗って、ウトウトしながら羽田に着いたのが5:20、やっぱり深夜は余裕の時間です。バスを降りてガランとした出発ロビーでチェックインをして手荷物を預けて制限区域へ。現在の透視装置ってカラー表示且つ精細ですね。オマケにISO1600も感光しないってどんな波長なんだろう。
ちなみに北海道行きのAIRDOなんで思いっきり離れ。
103番ってどこだよと、ひたすら歩いてゲートへついたら搭乗手続きが遅れる模様。これは好都合と、待ち合いのテレビでやっているトリノ冬季五輪の開会式をコーヒーを飲みながら見ていたら……目の前でいきなり痴話喧嘩が勃発。自分の前にいたフランス人のおねーさんも、首を右に左にメトロノームの様に振って聖火点灯を見ようとしているってのに、オーマーエーラー……さすがに「テレビ見えないぞ。どけ!」って言っちゃいましたよ(笑)
それから定刻から少々遅れたものの、飛行機に無事搭乗。飛行に関しての説明ビデオの上映し直しと言う面白い事をやってのけてくれたけど、ほぼ定刻どおりに新千歳へ到着。窓際じゃ無いからちょっとつまんなかったですね。
空港へ降り立つとひんやりとした空気感……あぁ、北の大地ですね。
到着ロビーに水槽があってナポレオンフィッシュが泳いでいたので、琴梨ちゃんは目を閉じてて私を見つけられなかったみたいなので(笑)、ひとりで汽車(快速エアポート)へ乗る事に。
JR北海道の車両って座席が少々豪華なんですが、おカゲで席取り合戦が激しいことこのうえありません。
絶対帰りは指定席取ろうっと。
10分ほど遅れてやって来ました札幌駅……なのに、最初にやったのがカメラ屋めぐり(ぉぃぉぃ)ビックカメラはめぼしいものはなかったのですが、ヨドバシに行ってみたらなんと視度調整レンズが-2と-3と置いてあるじゃありませんか。おまけに幻の円形アイピースカップのEH-7まで!俄然、これからの撮影に気合い入ります。
しかし、そのまえに腹が減ってはイクサー1、ってことで2/19に閉店予定の北口ミルクホール・MERMAIDでブランチ、っていうかマザーマーメイドパフェという名の拷問(笑)
おなかもイッパイになったので、やっぱり行かなきゃってことで地下鉄に乗って平岸のラルズストアへ行くことに。雪まつりでごった返しの駅で"ドニチカ"を購入。これで今日一日500円で地下鉄乗り放題です。
地下鉄に乗って大通り、ススキノと過ぎるごとにどんどん人が少なくなって、とうとう平岸。降りたすぐの改札からの出口だとゲームに出てくる出口に行けない事が判明。改札を抜ける前に麻生方面に行かなきゃいけないんだね。琴梨ちゃんさり気なく意地が悪いというか(笑)
様変わりしてしまった平岸駅の入り口をちょっと眺めたら、ラルズストアへ。どう見ても観光客なんですが、こちらでしか手に入らない"焼きそば弁当"や"焼きそばできました"を購入したとおもったら、うっかり新発売の焼き弁醤油味を買い逃す。どうも新商品なので別のところにあったらしい。
それからススキノのホテルへチェックインして荷物を置き一息ついてから"小樽雪あかりの路"へ行くために札幌駅へ。快速をつかまえて30分ほどで6年弱ぶりの小樽駅へ。
雪景色の小樽、あったならば喫茶エンゼルでほんわかと温かい飲み物を戴きたかったのですが、あの場所は全く違う建物になってましたし、新しいエンゼルの場所はうっかり調べ忘れているのでまっすぐ小樽運河の会場へ。そしてちょっとだけ楽しみにしてたんですが、運河工芸館へ行ったらついさっき今日の営業が終わってました。残念。
それから運河の辺りをうろうろしながら撮影。"とりあえず"と思って三脚を携行したのですが、α7Dを駆るアンチシェイカーにはこんなナイトイベントですら三脚はただの邪魔者でしかありませんでした。これでISO800〜の画質が改善されたら(具体的にはフルサイズCCDで800万画素とかね)……"三脚いらず"の名を欲しいままですよ、マジで。
夜を照らすろうそくの明かりがほんのりと灯る雪道は、とってもきれいでした。
そして、電車が無くなる前に帰るため、駅へ戻った時に腹も減ったので回転寿司。
アサヒビール園が経営してるんですけど、寿司屋横丁の綺麗でおいしいけど"ちょっとぼったくり"っぽい価格のお寿司より、古来よりのファストフードを貫く回転寿司のほうがなんか食べててキモチイイですね。それでも生ウニとか活ホッキ貝等を頂いて満足して小樽駅を後に。
電車で隣に座ったおじさん。今日とれたニシンが入った袋を持っていたのですが、「ニシン臭いかもしれないけどゴメンな」って、そう言われたらニシン食いたくなるじゃありませんか(笑)あと、おもむろにグリセリンのパッチ薬を取り出して貼るって……
9時ごろにススキノに戻ったら、すすきの氷の祭典を見つつハヤカのふるさと元祖ラーメン横丁でお食事パート2(笑)
寄った店はあえて書きません。北海道らしい海鮮素材ののった味噌ラーメンでしたが"期待を裏切らない"たまに食べたくなるラーメンの味ですね。特にしつこいとかアッサリしすぎてるとかでもない、完成の域に達している"万人向け"のラーメンです。
最近のラーメンブームにノッた、ピンポイントの美味しさではなく、誰が食べても心地よく"ごちそうさま"と言えるラーメン。こういうラーメン店は残って欲しいですね。
そんでもって、腹もあったまったのでススキノ会場の氷の彫刻をグルリと周って撮影。様々な作品の中、途中で見つけた氷漬けの魚の首里城。
作り方はだいたい予想出来るんですが、コレ……終わったら魚の部分だけ持って帰って食べたい気がするんですが(笑)
一通り全部を撮影したらいい時間になったのでホテルへ。
明日は一日雪まつりを周る予定です