札幌の朝……っつーてもチェックアウトまでぐうたらと寝てましたが(笑)
今日はまず小樽。チェックアウトをして札幌駅へ行って宮越のカフェラテを片手に電車へ。
今日は昨日よりもどんよりと曇っていて、そろそろ天気崩れるかなぁ〜って感じ。しかし、こういう天気が冬の日本海とよく似合うこと。どうして日本海って夏より冬の厳しそうな風景の方が心に残ってるんでしょうね。

銭函ゆきあかりの路の時の回転寿司が潰れてた。そんでもって小樽。
小樽ゆきあかりの路の時にお世話になった回転寿司のお店は見事に潰れてて、ちょっとセンチになりつつも、駅の観光センターで地図を入手。こういうところはスキー氏のノウハウを取り入れたいねぇ。そんでもって俺自身のリベンジっていうか、三度目の正直って言うか、小樽運河工芸館へ。今日はさすがに開いてたよ!

ふつうケーキにドリンクつきませんか?(笑)運河工芸館ポスターあったー!(ちがうけど)初めての運河工芸館ですが、荷物をしょってる人間にとっては"危険がイッパイ"。もともと体デカいから気をつけながらガラス細工を見ながら、奥の工房……あ!「北へ。」のポスターみっけ!って、それはDiamond DustのポスターであってWhite Illminationじゃない(涙)まぁ古くなっちゃったんで新しいのにしたんだと思いますけど、やっぱりターニャいないとにゃー。
あかりん(´・ω・`)カワイソス工房は制作体験とか出来るんですが、それは傍らで見るとして撮影。そのあと上へ上って(地下の喫茶店が無くなってたのは残念だよなぁ)展望台へ。えぇ、見たかったんですよ。聖地巡礼のノートを!(笑)十数冊あったんですが、全部見てきました。その時々の皆さんの気持ちとか、こんな絵師がいるのか!って新しい発見とか。天気も悪くて運河の撮影もままならないので結局ここで90分を有意義に消費。

屋台村?そして今日の朝食兼昼食は運河工芸館からちょいと歩いたところにある屋台村。こういうところはスキー氏のチョイスなんですが、やっぱり旅慣れてるとよく知ってますね。
ひとまわり歩いてみて、海鮮丼のお店にはいって"ウニいくら丼"を注文。しばらく待って出てきた丼は……

これで3000円(涙)……うまい!
ウニの磯の香りといくらのプチプチとした食感がすばらしい!
でも……量がちょっと微妙で、鉄砲汁のカニが小さい!
これだったら函館朝市のどんぶり市場の方がコストパフォーマンスいいよ、琴梨ちゃん!

Round2カニクリームコロッケで〜すと言ってもさすがにそんなコト言えないのでもふもふ食べる。美味しいことは美味しいんですよ、マジで。ただ、函館の丼の値段を考えるとちょっとなーってこと。
食事も終わって、天気も悪いしどうしようか……ってところで屋台村の中のたこ焼き屋さんをフと見てしまった。たこ焼きの他に蝦夷焼きと言ってタコ以外の具材を入れたものも売っている。……あの量で腹一杯じゃないしこのくらいなら、ってことで購入。ホタテとエビはウマいけど、ジンギスカンとカボチャは普通に食べた方がいいかもしんない。
なんかこれで勢いづいちゃってもう一件ハシゴって事でコロッケ屋さんへ行ってカニクリームコロッケを注文。その場でタネに衣をつけて揚げてくれるんだけど、これは大当たり。カニの量がなかなか多いし、クリームも美味しいし(素材じゃなくて頑張ったところはほめないとw)、なにより揚げたて。ソースなんかいらないね。

先日やっと廃止になった張碓駅コロッケが食べ終わる頃には天気は下り坂。雨もパラパラ降ってきたので小樽から退散して札幌に戻って、スキー氏が地下鉄グッズを購入するために地下鉄の駅へ行くそうなので、ちょっと別行動を取る。と言っても外は雨が降っているので札幌駅を代表する施設として、地下街は外せないので"札幌ダンジョン探検(食品売り場)"をする。
まず入ったのは西側の大丸の地下。すげぇなぁ、ケーキ屋だけで何件あるんだ!そうじゃなくてもお菓子を扱う店がおそらく半分位はあるんじゃないかな。小麦と小豆と乳製品が豊富な北海道ならでは、といったところ。しかし、さすがに生菓子はおみやげに出来無いので大丸の地下は見て楽しむとして、今度は東側のエスタの食品街へ。
コッチもケーキやお菓子はありますが、値頃感のある総菜や生鮮鮮魚もあって、まさに庶民の台所。美味しい臭いで目移りしますね。とりあえず乾物があったので海苔とか昆布とかをおみやげに購入して、スキー氏との待ち合わせ場所に戻る途中で梅屋を発見したので、帰りの電車の前に買っておくことにするか。
あ、そうそう。買わないと誓ってたけどおみやげ買いました。買うときに「えっ、本当に買われるんですか?」と言ってくれた店員さん、キモチは解らんでもないわ(笑)

月見軒味噌チャーシューめん時間になってスキー氏と落ち合って、帰りの電車の前の晩ご飯。昨日行きそびれたラーメン屋"月見軒"へ行ってきました。
ヨドバシカメラの裏手、ということで小雨の降るなか歩いて行ってみると……アレ?無い。仕方ないのでちょっとそこの明かりがついてるところで聞いてみようかと思ったら……ソコでした(笑)初めてだとマジでわかりませんってば(笑)
さて、二人して味噌ラーメンを頼んで食べてみたのですが、味噌はあまり濃くはないのですがキチンと主張してるし、スープは今時のコク重視ではない、飲みやすいスープ。札幌味噌はスープを飲みやすくていいですね。チャーシューもおいしかったし、また札幌に来たら食べたい味でした。

北斗星!ブルジョアジーな個室A札幌駅に戻って梅屋のシュークリームやパン屋(見ただけで地下街で4軒ある!)やコンビニでちょっとした食料を買い込んだりして、そろそろ電車の発車時間になってきたのでホームへ行ってみると既に電車は待ってました。
寝台特急北斗星4号、明日の昼ごろまでの居城となる列車はあまりの長さにヘッドマークが撮れない事態になってまして……撮りたかったなぁ(´・ω・`)
ロビーカー本日の根城とりあえず乗り込んで荷物を放って発車時間まで外側の撮影。宣告の通り重連の機関車でヘッドマークは撮れないけど、後で撮ろうと思って撮れるものでもないので列車の頭からシッポまで歩いていろいろ撮影。外から見ると個室Aとかが余ってて「くそー」とか思ってたりもするけど、さすがに個室Aは高いよなぁ……
そして発車時間。初めて乗る動力のない客車は静かにゴトンと音をたてて動き出しました。
夜のおやつタイム(笑)まずはスキー氏が「シャワー浴びてくる」って事でシャワーを浴びてる間、車窓を眺めていたり部屋の中を撮影したりした後、スキー氏がさっぱりして戻ってきたので二人してロビーカーで夜のおやつタイムと決め込んだのですが……ロビーカーの映像は97年の「小さな旅」やってて完全に映像だけ邪魔者(笑)くつろぎながら「函館で機関車交換とスイッチバックするからヘッドマーク撮れるかな?」って話になって、いっちょ試しに撮影してみるかって事で函館直前で撮影セットをもって先頭車両へ行って待つこと数分。函館駅についてドアが開いてそれ!と先頭へ行ってみたら……

真っ白でみえねeeeeeeeeeeee!そりゃないぜセニョールorz
よくよく考えれば解りきっていたことだと思いますが、進行方向向いてて雪降ってたんですから、ヘッドマークが真っ白なのは当然でして……じゃぁ逆だ!ってことで津軽海峡線専用のED79のヘッドマークを撮ろうと、列車の端から端まで(12両編成で240mはあったとか)全力疾走……ってマジでムリ(汗)仕事を1年くらいやってなかったから、こういうところで体力低下とか体重増加を感じる('A`)
こっちもみえねeeeeeeeeee!まぁそんなにせっぱ詰まらずにED79側には行けたんだけど……やっぱりホームに入りきらずに先頭は撮影不可能orz
結局、無駄足食らってすごすごと車両に戻り、窓にかぶりついてゴウゴウと音が激しい青函トンネルを体験した後に眠気も手伝ってフテ寝に突入(笑)

前沢で立往生……起きてみたら、前沢。
それは前沢牛で有名なところであるが……ヤケに静か。JR東日本管内は線形良くて静かなのかな?とか思ってたんだけど、静かすぎ。窓をよく見てみたら……停まってるじゃん。まだ車内放送の始まる時間じゃないので静かに待っていると、車内放送で"仙台より先、強風により運行停止状態"だとか。しかも早く出ている北斗星2号も仙台で足止め食らってるのかよ……こりゃのっぴきならないなぁ。
とりあえずボ〜っと待ちながら、札幌駅で買ったパンを二人でむさぼる。運良くこういう物を買ってあったのでよかったものの、朝食を積み込む駅より前で停まってるっぽいから、食堂車の朝食をアテにしてたらどうなったことやら。

そしてまた無情に時間は過ぎ、確認しただけで確実に特急料金払い戻しの2時間遅延を超えたものの"一ノ関から新幹線による振り替えを検討中。ただし払い戻しは無し"というアナウンスが。JRの言い分として「時間までに目的地に行かせるから払い戻ししなくてもいいだろ?」って理論でして。
結局、またしばらくしてから"検討中"は"決定事項"になり、前沢を静かに出た北斗星は一関で停車。強制ではないものの"北斗星の一ノ関以後の運行は不明"って言われりゃ、相当の物好きでもない限り降りるわけで。モチロン、我々も降りて振替証明をもらって新幹線に乗って一路関東へ。
高崎線グリーンを豪華に使いすぎ(笑)しかし、ここまで乗って楽しくない新幹線は初めてだなぁ(笑)しかも今回の旅行は移動手段を豪華に取っていただけに自由席は狭い。寝台車のベッドの幅もないんだから自分もスキー氏も不満である。さすがにトサカに来てしまったので、本当なら上野までだったんだけど、どうせ北斗星じゃないからということで大宮で新幹線を下車。高崎線グリーンで高崎へ帰ることにしました。

さて、あと使ってみたい交通手段は小樽〜新潟のフェリーかな。